インプラントのmv

Implant インプラント

しっかり噛めて自然な見た目に仕上がるインプラント治療

インプラント治療とは?

インプラントは、失った歯を補う義歯の一つです。
顎の骨に埋め込んだインプラント体が歯根の代わりとなって人工歯をしっかり支えるため、天然の歯と同じ使い心地や見た目を再現できます。周囲の歯や歯ぐきに負担をかけず、残った歯を守れることもメリットです。
適切なメンテナンスを行えば、入れ歯やブリッジよりも長持ちするため、「第2の永久歯」とも呼ばれています。
インプラント治療で失った歯を補い、より美しく健康的なお口を手に入れましょう。

インプラント治療とは
ストローマン社

■当院のインプラント

当院では、スイスのストローマン社が製造したインプラントを使用しています。
ストローマン社は50年以上の歴史を持ち、世界70カ国以上で使用されています。これまでに1,300万本以上のインプラントが使用され、世界トップクラスのシェアを誇ります。さらに、治療後5年および10年の長期的な臨床データがあり、信頼性と安定性が高いインプラントです。
日本でも多くの歯科医院で採用されているため、サポートしてもらえる歯科医院が多いこともメリットです。
インプラントの特徴

インプラントと他の義歯の違い

入れ歯 ブリッジ インプラント
画像 入れ歯 ブリッジ インプラント
周囲の歯への影響 両サイドの歯に留め金をかけるため、周囲の歯を傷つけやすい 土台になる両隣の歯を削る必要がある 自立するので周りの歯や歯ぐきに負担をかけない
両隣の歯を削る必要がない
噛む力 噛む力は弱く、ズレたり外れたりする場合がある 入れ歯よりは噛む力は強い
噛む力は土台に左右される
天然の歯と変わらない感覚で噛める
治療期間 短く、通院の負担が少ない 短く、通院の負担が少ない インプラント体が身体と馴染むまで待つ必要があるため、比較的長期になる(約3〜12ヶ月)
保険適用 一部保険適用 一部保険適用 自由診療

インプラントの構造

インプラントは、失った歯を補うための人工歯で、3つの部分から成り立っています。
まず、顎の骨に埋め込まれる「インプラント体」が歯根の役割を果たし、その後、インプラント体が骨としっかり結びつくことで強度と安定性が生まれます。この過程を「オッセオインテグレーション」と呼び、数ヶ月かけてインプラント体が骨に馴染みます。
次に、その上に取り付ける「アバットメント」があり、最後に「人工歯(クラウン)」が取り付けられます。この3つの部品が一体となり、自然な噛み心地と見た目を再現します。
万が一、インプラント体を支える歯ぐきや骨が弱っている場合は、歯周組織再生療法で回復させてからインプラント体を埋め込みます。過去にインプラント治療を断られた方も、ぜひ一度ご相談ください。
インプラントの構造

インプラント治療の流れ


  1. カウンセリングと精密検査

    まずはカウンセリングで、現在のお悩みや治療に関するご要望などをおうかがいします。
    精密検査では、お口の中の写真撮影、歯科用CT検査などを行い、インプラント治療を行えるかどうかを診断します。
    カウンセリング内容や検査結果をもとに、お一人お一人に合わせた治療計画を立案し、丁寧にわかりやすく説明しますので、どのようなことでもご相談ください。

    カウンセリングと精密検査
  2. 一次オペ

    局所麻酔を行い、歯を失った部分の歯ぐきを開いて、顎の骨にインプラント体を埋め込みます。
    埋め込んだインプラント体と骨がしっかりと結合するまで経過観察します。この期間には個人差があり、6~24週間程度になる場合が一般的です。
    痛みが引かない場合や多量の出血がある場合はすぐにご相談ください。

    一次オペ
  3. 二次オペ

    インプラント体と骨が結合したら、再び歯ぐきを開いて、インプラント体の上部に人工歯を取り付ける準備を行います。
    まずは、土台となるとアバットメントを取り付けて、仮の歯を装着します。

    二次オペ
  4. 人工歯の取り付け

    歯ぐきの状態が回復したら、歯型を取り、しっかりと噛めて周りの歯になじむような人工歯を製作します。 完成した人工歯を取り付けて、治療は終了です。
    当院では、すべての工程において、患者様と丁寧にコミュニケーションを取りながら治療を進めます。 わかりにくいこと、ご不安なことがありましたら、どのようなことでもご相談ください。

    人工歯の取り付け
  5. 定期検診

    定期検診では、インプラント周囲の状態やかみ合わせ、インプラントのぐらつきなどを確認します。必要に応じて、クリーニングをご提案し、お口に合わせた磨き方のアドバイスを行います。
    インプラントを長く使うためには、定期的に歯科医院で診てもらうことが大切です。

    定期検診

メンテナンスの重要性

インプラント治療の成功には、治療後のメンテナンスが非常に重要です。歯科医師や歯科衛生士からのアドバイスを参考に、丁寧に歯を磨きましょう。
また、定期検診やクリーニングも欠かせません。インプラント周辺に汚れが溜まり不衛生になると、炎症を引き起こし、歯周病のような症状を引き起こす「インプラント周囲炎」の原因になります。定期的にプロの目でチェックし、早期にトラブルを発見・対処するためにも、定期検診にはお越しください。

クリーニングでは、専用機器と薬剤を使って、毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを徹底的に取り除き、その後、歯面をツルツルに磨き上げ、汚れの再付着を防ぐ「PMTC」も行っています。キレイな状態を維持するために、3〜6ヶ月ごとのご来院をお勧めします。

※PMTCの直後は歯の表面を覆う膜「ペリクル」も除去されているため、しばらくは再び着色しやすくなっています。
※汚れが多い場合は施術に時間がかかったり、何度かにわけて通院する必要があります。

インプラントのメンテナンスの重要性について

インプラント治療についての注意点

イメリットの多いインプラント治療ですが、次のことにご注意ください。

◾️インプラントの治療期間
インプラントの本数や、治療の場所、骨の状態などによって差がありますが、3~12ヶ月かかるケースが一般的です。
あらかじめ、どれくらいの期間が必要になるかをお伝えし、変更がある場合はその都度お知らせします。

◾️インプラントの治療費
インプラントは保険が適用されない自由診療の治療です。
治療費は、人工歯や土台の種類によって異なります。詳細はお問い合わせください。

・費用例:1歯欠損の場合  495,000円
(インプラント体を埋め込む手術時に110,000円、最終的な人工歯を装着する際に385,000円)

※価格は税込み表示です。
※歯牙欠損の部位や歯数、インプラント植立部周囲の骨の状態などで、必要な処理・材料は異なります。
それによって金額が異なりますので、治療前にお見積もり金額をお伝えし、ご納得いただいてから治療を進めます。
わかりにくい点があれば、ご遠慮なくご質問ください。

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